唸り、かみ犬との付き合い方 2

具体的解決策は?
思考を変えてください。それがすべてです。
- 噛まれるシチュエーションを遠ざけること(噛まれない行動をとる)
- 飼い主の心が常に健康であり、行動が決してぶれない(決まりがあるなら絶対ひかない)
- 犬の健康に支障が出ること以外、犬に余計なことを求めないこと
- 技術や訓練法の前に、愛という偉大な力、魂のつながりを信じること
- 他者と比べない、できないことを恥じない、かまないだけですべてよし
私は思うのですが、子供の教育と同じで、いろいろ求めすぎではないでしょうか。
『あなたの為を思って、、、』よく聞くセリフです。いわれた方も多いと思います。
実際どうでしたか?真に受けましたか?あなたの心に伝わりましたか?
ほかにも、
『こんなに~してあげたのに、尽くしたのに、、、どうして』など、
普通そんなこと言われたら嫌になりませんか?
まずはこの思考を変えてください。
自分の価値観の押し売りや、おしつけの愛情では、他者の心を動かすことはできないということです。
一番大事な寛大寛容な包み込む愛こそが、安心感や信頼を生み出し、
行動改善へと自然に導くのだと思います。
そして、やさしいだけではなく、一貫性のあるぶれない態度こそが
ついていきたいと思わせる、頼られる飼い主の条件になるのだと思います。
みなさんはその考え方を知らないだけなんです。
本や情報をうのみにして、小手先のことばかりやるから、
余計話をややこしくしてしまっているだけなんです。
かみ犬は飼い方が悪いといわれることを恥じないでください。
ちょっと気難しい子にあたれば、みんなにその可能性があったんですよ。
たまたま気難しい子で、接し方を知らなかっただけなんですから恥ずべきことではありません。
唸り、かみ犬を放棄せずに向き合っているだけで素晴らしい人なんですから。
大変な思いを人よりたくさんしてるわけですから。
他人からどう思われようと関係ありません。
私は応援します。
最も大切なのは、あなたが愛を与え、寄り添い、いつも笑顔でいることです。
きっといつの間にか、かみ犬だったことを忘れているはずですよ。
※私は訓練やトレーニングを否定するつもりはありません。あくまで、私個人の考え方です。
2-終わり