殺処分確定の譲渡困難とされた犬を、24時間自由な環境で保護、リハビリ、育成する、日本では数少ないスタイルの保護活動団体です。

唸り、かみ犬との付き合い方 1

投稿日:

本気噛み

お困りの方大勢いらっしゃると思います。

いろいろ検索して情報を得たり、本を買ったり、トレーナーや獣医に相談したり、

ありとあらゆることを考え、悩んでいると思います。

答えは見つかりましたか???

ほとんどが抽象的で、なんとなくわかった気がするけど、

実際は何も変えれない状況・・・ではないでしょうか。

また、長い間トレーニングに出したが、また戻ってしまったり、、、。

私も最初のころ悩みました。

なんで、なんでって言いながら噛まれてました。

初期の私のやり方は、噛まれて信用してもらうやり方でした。

何度も縫合して、挙句指切断になる寸前までそのやり方を続けていました。

確かに噛まなくなってはきます。

この人は噛んでも引かないし、叩いてもこない、噛んでも無駄って思うみたいです。

しかし、ドーベルマンにひどく噛まれたとき、医者に指切断かもと言われて、

このままではまずいと思い、試行錯誤して今のスタイルになりました。

結局私はなにも見えてなかったのかもしれません、大事な何かを、、、。

脳障害?病気?

かみ犬に悩んだ皆さんは、結果、うちの子は脳に障害がある、

もしくは病気ではないかという考えに至るのではないでしょうか。

もちろん、脳に問題がある子もいるでしょうし、体が痛かったり、かゆかったりでイライラして

噛んでしまう子も当然いると思います。

体が痛かったり、かゆかったりが原因の場合は、注意深く観察していれば行動でわかりますので、

病院で治療すべきです。

問題は脳障害、疾患などの見極めです。

経験上、その確率は少ないと考えています。

(無理な繁殖、交配などにより生まれた子は脳障害、疾患の可能性高い感じがします)

私が思うに、犬が時を経て人間に近くなり、人間と同じく心の病を抱えているのではないか?

と考えるようになりました。

つまり、生活環境によって精神的な疾患を伴い、疲弊し、自己保存の本能で

威嚇行動、問題行動へと結びついているのではないかと、、、。

1-終わり

次回へ続く・・・

(※あくまで私の経験上感じたことですので断定するものではありません。ご了承ください。)

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